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San JuanitoとTobas

この記事では、リズムの歴史はさておき、

耳で聞いた違いだけを述べたいと思います。

 

San JuanitoとTobasは、同じリズムで太鼓を叩きます。

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だいたいテンポはTobasが♩=110ぐらい、San Juanitoはそれより遅いのも速いのもあり、という感じですかね。

 

しかし、だいたい聞いた感じ、こんな違いがあります。

1. San Juanitoは、「短いフレーズの4回反復」の集まりで構成されることが多いです。

一方、Tobasは、普通のポップスみたいにIntro - A - B - 間奏 - A - B

のような形式をとることが多いです。

 

2. Tobasには、San Juanitoよりロングトーンが多く登場するような気がします。

特に、San Juanitoだと、出だしからロングトーンが出てくる曲はあまり聞いたことない気がします。

 

曲によっては、San Juanito-Tobasなんかもありますし、特にSan Juanitoの場合はSan Juanitoから派生したリズムも多いので聞いてもわからない曲もあります。

しかし、すごくわかりやすい曲もあったりします。

 

まず、San Juanitoの例としてはこちら。

Purimuy(Inka Wayra バージョン)を聞くとよいでしょう。

youtu.be

 

そしてTobasの例です。

El Ultimo Amanecer (Kjarkas, ライブバージョン)

youtu.be

弦楽器のイントロが終わってからの主旋律に注目してください。

ロングトーンが目立ちます。

最初からロングトーンが出るパターンは、San Juanitoにはなかなかない気がします。

 

次は、これらの波形を見ていきたいと思います。