単純作業
人工知能。
響きがいいですね。
コンピュータが世界トップレベルの棋士、イ・セドルさんに勝ったとき、世界中が興奮していましたね。
自動運転とかかっこいいですね。
ところがですね…
人工知能というのを実現するためには、目や耳が抜けそうになるぐらいの単純作業が必要なんですよ。
人工知能をつくるための材料であるデータをいちいちチェックしないといけないからです。
それが画像データなら、ひたすら画像を見て枠をつけたり、フォルダに仕分けをしたりします。
データが音声データであれば、耳が削れそうになるまでひたすら聞いて検証します。
集中していると、だんだん目や耳が疲れてきます。
しかし、これはある意味実験室でやっていることとも似ているだろうと思います。
私は実験系の出身ではないのでよくわかりませんが、きっと実験室ではデータ収集のためにたくさんの単純作業・雑務を重ねていくだろうと思います。
植物の芽を育てるとか、ひたすら薬品を混ぜて混ぜて結果を待って…とか。
単純作業も、かしこいAIをつくるための大事な部分なので、私はこんなどろくさい作業も好きです。
どんなAIができあがるのかな、とワクワクします😍
以上、AIの現場便りでした^^