フォルクローレの楽器構成
本来なら、明日母と二人で台湾に旅立つはずでした。
しかし、いくら探してもパスポートが見つかりません。
自分が行けないのはいいにしても、親に無駄なお金を使わせてしまったことになり、さらに信頼してもらえなくなってしまったので、これからのことが怖いです。
さてさて。
ということで、ブロギングでもやるか…となりました。
せっかくの休暇ですし、ブログ書きながら自分の研究を整理していき、勉強もしようと思います。
前置き長くなりましたが、いよいよフォルクローレの話です。
まず、フォルクローレというのは、アンデス山脈の伝統音楽を継承した音楽ジャンルであるということは前言ってた気がします。
楽器の基本構成は、以下のようになります。
上の楽器は「ケーナ」という楽器です。笛ですね。主に主旋律を担当します。
そして、こちらは「サンポーニャ」という楽器です。
管を1列に束ねているのですが、それを二人で1組ずつ持って、交互に一音ずつ吹く「コンテスタード」という技法がよく用いられています。
これはチャランゴという楽器です。ギターを真似て作った楽器だそうです。
高くて軽やかな音色です。ストローク、爪弾き、トレモロなどの技法で楽曲のスパイスのような役割をしてくれます。
普通のクラシックギターも用いられます。ストロークや爪弾きによって、低音部を支えます。
最後にボンボ。太鼓です。リズムキーパーです。
中南米にはいろんな楽器がありますが、上の5種類が基本構成だと思ってくださればいいです。
フォルクローレ音楽の例を紹介しましょう。
Llaqui runaという曲です。
日本では一番有名なフォルクローレグループの一つであるマヤの演奏です。
楽器の基本構成がわかりやすいので、ちょっと貼り付けてみました。